現物取引と信用取引
「現物取引」とは、証券会社の口座に預けたお金の範囲で株の取引をすることをいいます。これに対して、口座に預けたお金の範囲以上の取引をすることを「信用取引」といいます。
信用取引とは
「信用取引」には、「信用買い」と「信用売り」があります。信用買いは、株を買う際に、証券会社からお金を借りて行う取引のことです。信用買いをすると、証券会社の口座に預けてあるお金の約3倍の金額の取引が可能になります。
信用売りとは
信用売りの場合は、いまもっていない株を売って、あとでその売った株を買い戻すことができます。「空売り」ともいいます。株価が下がるであろう銘柄の株を証券会社から一度借りて売ります。そして、値が下がったころあいを見て、株を買い戻して証券会社に借りた株を返します。たとえば、証券会社から1株1000円の銘柄の株を借りて売る。そして、800円に下がったところで買って株を証券会社に返すと手元には、200円の利益が残ります。
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