株式投資で得られる3つの利益「値上がり益」「配当金」「株主優待」
株式投資信託って、そもそもなに?
投資信託とは、少ない投資金額でも効率的な資金の運用が出来るように作られた商品のことです。 個人では色々な金融商品を買うには、持っているお金が多くないと購入が難しいですが、投資信託では一人一人の出す金額が少なくても多くの人からお金を集めて大きな金額にすることで、色々な金融商品を購入出来て、そこで得た利息や売却益などを購入金額の割合によって分けます。
株式投資信託をはじめ、投資信託商品は証券会社や銀行、郵便局で購入することが出来て最も商品を多く扱っているのが証券会社になります。 また、いつでも購入が出来る商品と販売期間が決まっているものがあります。
株式投資信託のメリット「値上がり益」とは
投資信託の中で、株式投資信託は大きなメリットがあります。 それは値上がり益(キャピタル・ゲイン)です。通常の預貯金では安全性は高いですが収益には限度があります。 しかし、株式投資信託では大きな収益も期待出来ます。簡単に説明すると購入したときの株価よりも高くなったときに売ることで利益を得ることが出来ます。
会社の業績によって得られる「配当金」
株式にはもう一つ配当金(インカム・ゲイン)というものがあります。 これは企業が1年間に稼いだ利益の中から、株主に対して支払えるお金のことで、会社が支払うと決めたときに支払われます。 また、株価の値上がりによって得る収益はキャピタルゲイン、配当金で得る収益はインカムゲインといいます。
「株主優待」というプレゼント
更に、株式投資信託で魅力的なのが株主優待です。 会社が株主に対して自社製品や優待券、サービス券などを無料で進呈することで、デパートやファミリーレストラン、ファーストフード店では割引券、食品会社では自社製品、鉄道会社では回数券や全線のパス、映画会社などは招待券などがもらえます。
リスクに気をつけながら楽しく運用しましょう
色々とお得なことが多い株式投資信託ですが、当然リスクもあります。 郵便局や銀行などの預金の利息は、預けてから1年後にいくらもらえるかは大体の予測がつきますが、株式の株価は一年後の予測が出来ません。 予測が出来ない分リスクが高くなり、安定性も低いというわけです。
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