株式投資で利益を得やすい銘柄を選ぶ2つの方法
株式に投資をするときには銘柄選びをしなければなりませんが、その方法は大きく分けて2つがあります。その一つは成長性の高いものを選ぶ方法です。例えば、少し前には環境問題が大きく取り上げられるようになりました。環境問題が深刻化すれば、それに対応した企業は業績を伸ばすことができると考えるのは妥当です。
成長性の高い製造や開発を行っている銘柄に投資する
具体的にはハイブリッド車や電気自動車の普及は見込まれるでしょう。そのために、これらを製造している自動車メーカーの株式に投資をするのは良い方法だと考えられます。そのほかにもモーターを製造しているメーカーやバッテリーを製造しているメーカー、あるいはエネルギーのロスの小さいタイヤを開発しているメーカーなどの株式を選ぶのも良い方法です。
割安な銘柄に投資をする
もう一つは相対的に割安なものを探す方法です。業界平均と比べて割安なものを選ぶことで、一時的に売られた状態から一気に買われることもあります。長期的に見た場合でも、割安な銘柄を購入するのは良い方法です。そのためには割安かどうかを判断する事は必要となってくるでしょう。
割安な銘柄を見つける方法とは
割安なのかどうかを判断するためのものとして株価指標があります。よく用いられるのがPER、PBR、配当金利回りです。PERは株価収益率とも呼ばれ、企業の利益と株価との関係を示すものです。PBRは純資産倍率とも呼ばれ、企業の純資産と株価との関係を示すものです。PERやPBRの低いものは割安だと判断されます。
配当金利回りが高い銘柄を選ぶ
配当金利回りは、株価に対する年間配当金の利回りで、これは高ければ高い方が割安だと考えられます。株式同士の比較をするときにも用いられまずが、株式と他の投資対象、例えば不動産などと比較するときにも用いられます。インカムゲインを総合的に比較するための指標だと言えるでしょう。
株価指標をもちいて割安な銘柄を見つけましょう
株価指標を用いれば、すぐに割安なのかどうかを知ることができます。長期的に見れば割安なものは買われる傾向がありますから、長期的な投資には適した方法です。
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