投資する会社の株式の価値を見極めるには
株式への投資で利益を得るための基本は、株価が安いときに買って高いときに売るのがもっとも大事なことです。これは、利益を得ている人に共通することだと言えるでしょう。そのためには株価が高いのか安いのかを判断する事は必要です。
投資する会社を見極める判断基準とは
では、具体的にはどのようにして判断をして行けば良いのでしょうか。長期的な視点で見れば企業の価値を計算することは必要となってきます。企業の価値を計算し、それを発行済み株式数で割れば、それによって1株あたりの理論的な価格を計算することができます。これは多くの人が行っている方法です。具体的に会社の価値を計算することによって、高いのか安いのかを計算するのは良い方法だと言えるでしょう。
財務分析などの知識を使わなくてもできる方法
しかし、会社の価値を計算するためには財務分析などの知識は必要です。ですから専門的な知識も必要となりますから、非常に難しいと言わざるを得ないでしょう。それを代替する方法として考えられるのが相対的な評価です。同業他社と比較してみて、割安なのか割高なのかを計算する方法なら、実は非常に簡単に行う事ができます。
株価収益率の低い株に投資する
その一つが株価収益率です。株価収益率を計算するためには、まず1株あたりの利益を計算します。そして、1株あたりの利益を株価で割ることによって株価収益率を計算することができます。株価収益率が低ければ株価は安いと判断する事ができますから、相対的に株価収益率の低いものに投資をするのが良いです。
純資産倍率の低い株に投資する
もう一つは純資産倍率です。純資産倍率を計算するためには、まず1株あたりの純資産を計算します。そして、1株あたりの純資産を株価で割ることによって純資産倍率を計算することができます。純資産倍率の低い株式は割安だと判断できますから、純資産倍率の低いものに投資をするのが良いです。
配当金利回りが高いものに投資する
他にも配当金に着目した配当金利回りもあります。配当金利回りが高ければ株式は割安だと判断できます。関連記事
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