株式の基本「損切り」の実践方法
株式は、長期保有をする方が利益を得やすく、リスクを抑えた投資を行うことができます。しかし、高いリスクを負って良いのなら高いパフォーマンスを求めるために短期売買をするのは良い方法です。短期売買では、1回の利幅は小さいですから、信用取引を行うなどしてレバレッジをかけて投資することも考えてもいいかもしれません。
レバレッジをかければその分だけリスクは大きくなるのですが、リスクに応じて高いパフォーマンスを期待する事ができます。ですから、リスクをコントロールする事は必要でしょう。あまりにも大きいリスクをとってしまわないように気をつける事は必要なのです。
損切りを行ってしっかりとリスクコントロールをしましょう
リスクコントロールをするためにはどうすれば良いのでしょうか。もっとも基本となるのが損切りです。損切りとは、一定の損失が発生した段階で全て売ってしまうことを指します。そのルールを決めておくことは必要だと言えるでしょう。例えば、5%の損失が発生すれば、どの状態であっても売るというのが基本です。
損切りのしかた
5%で損切りをする場合の具体例を挙げてみます。ある株式の株価が100円で、そして1,000株を買ったとします。この時には、10万円の投資をしていることになります。5%は5,000円ですから、もしも株式の価格が下落して5,000円の損失が発生すれば、損段階で全て売却します。こうすることによって、最大の損失を5%に抑えることができるのです。
損失額を最小に抑えて高い利益を得る
株式への投資は、高い利益を得る事はできますが、損失を発生させてしまうこともあります。利益を得られるのか損失を発生させてしまうのかは、確率の問題です。つまり、運です。プロのトレーダーでも全ての取り引きで利益を得ているわけではなくて、利益を得られることもあれば損失を発生させることもあります。しかし、損切りをしっかりとすることによって1回の取引での損失金額を小さくし、そして、予想が的中したときの利益を拡大させることによってそんしつをカバーできるのです。
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