株式で大損しないため行う2つのこと
分散投資でリスクを軽減
株式で大損しないためにはいくつかの基本的な投資方法をマスターしておく必要があります。その一つが分散投資です。分散投資とは、いろいろな銘柄に分散をして投資する方法を指します。株式は、現物の取引をしていれば損失は限定されています。つまり、投資した資金以上の損失を発生させることはありません。
例えば、1,000万円分の株式を購入すれば、もしも株価が0になれば損失金額は1,000万円になりますが、それよりも大きい損失を発生させることはありません。最大で投資した資金の前額を失うことになりますが、これを防ぐためには色々なものに分散をする事が必要です。
例えば、500万円ずつ2つの銘柄を購入すれば、もしも一方の株価がゼロになったとしても、その影響は半分に抑えることができます。250万円ずつ4つの銘柄に投資をすれば、影響を4分の1に抑えることができます。同じように考えていけば、100銘柄に分散をすれば影響を1%に抑えることができるのです。
ですから、分散する数が多ければ多いほどリスクは小さくなり、大損する可能性は小さいと言えるでしょう。100銘柄に分散投資をして、投資した資金の全てを失うのは、非常に難しいことだと考えられます。倒産仕掛けの会社の株式ばかりに投資をするなどしなければなりませんから、恐らく世界経済が破綻でもしない限りは、ほぼ無理だと考えられます。
ロスカットルールを決めて損失を限定する
もう一つは損失を限定させる手法です。ロスカットルールの徹底が基本的な方法で、例えば損失が8%を超えれば全てのポジションを閉じるというルールを定めておけば、損失を8%前後に限定する事ができます。損失が発生していても、「いつかは予想通りに利益がでる」と希望的な思い込みに陥ってしまうと、それによって損失を拡大させてしまうことになるでしょう。これが原因で大損することもあります。ですから、最大の損失金額を限定しておくことは非常に大事なことだと考えられます。
関連記事
-
株式投資はパソコンやスマートフォンがあれば始められます
資産運用の一環で、株式を利用している人は少なくありません。株式はリアルタイムで価格が変動していく
-
株式投資の利益は確定申告が必要
個人事業者の方や自営業を行っている人、年収が非常に高い人であれば毎年の初めに税務署へとどれだけの
-
副業を始めるなら株式投資がおすすめな理由
サラリーマンをやっていますと一日のうちの大半を仕事に費やさなければいけません。公務員や労働環
-
株式で利益を得るために行う2つの方法
誰でも常に頭の中で考えていることは、どのようにすれば楽をして稼ぐことができるかということではないでし
-
株式の利回りとは何か
株式投資を行う際に意識しなければならないポイントの1つであるのが、利回りというものです。一般
-
株式の基本「損切り」の実践方法
株式は、長期保有をする方が利益を得やすく、リスクを抑えた投資を行うことができます
-
初心者が株式投資を始めるために必要な準備とは
日本経済は回復の見込みがあると言われている中、株式投資がかなりの注目を集めています。そのよう
-
株式投資はルールを決めて正しく運用しよう
安倍政権発足後のアベノミクス以降、株式は大幅上昇し、市場はここ数年の間で最も活況な時期となりまし
-
株式の初心者が最初に勉強しておきたいこと
物事を始める時はどんな人だって、なにも知りません。 特に、株式投資などもやり始めの頃は誰で
-
そもそも株を売り買いするには、どうすればいいの
株を売り買いするには、証券会社を通して行います。それぞれの会社が株を発行していますが、直接会
- PREV
- 株式で利益を得るために行う2つの方法
- NEXT
- 株式投資での税金を節約するには